RECAROシート補修

　これ以上崩壊を進める訳にいかないので緊急に修理することとなり、当初の予定では溺愛！ロードスターに紹介されていたバケットシートカバーを真似してみようと思っていたのですが時間がなくなってしまいNG。結局耐久性に疑問を持ちつつアイロン接着タイプの「ジャージ用補修布」となりました。

ジャージ用補修布
　急遽材料を購入するためにユザワヤ吉祥寺店に行き、製品を探すと同じような製品が2種類ありました。パッケージから生地が見えるのですが、どっちがシート生地に合っていそうかが判断できず結局両方購入。


　それぞれの色や質感を比較してみたところ、私のシートではオレンジ色のパッケージ（下の写真の左側に写っているやつ）の方がマッチしていました。
　緑色の方（下の写真の右側に写っているやつ）は表面の織り目が細かくてしかもハッキリしすぎ。さらに見た感じの色もハッキリと違って見えてしまいました。
下の写真をクリックすると、拡大した写真が見られます。若干ほこり等が見えていますが見なかったことにしてください ^^;

シート補修
　シートの生地をシートシェルから剥がして作業が出来ればベストなのですが、ちょっと大変そうだったので時間優先で横着して、生地はそのままシェルに着けた状態で作業をしました。

　まずは背もたれサイドのスポンジが崩壊し始めた場所から補修開始。正しくは崩壊したスポンジの対策をしてから補修に入るべきなのですが、今のところ表面側のスポンジが削られた程度で済んでいるのでスポンジには手を加えませんでした。ただ、この部分の強度をだす為に一枚裏あてをしました。穴部分より若干大きめに切った補修布を、接着面をシート生地側にして開いていた穴からシート生地内側に入れ、シート表面からアイロンで接着。補修布の説明書きにも書かれていますが、作業はあて布をしています。あて布をしないと生地を傷める危険があります。


　次に表から先ほどの裏に入れたやつより少し大きめのを貼り付けてこんな感じにしました。


シート座面サイド側の穴についても同様にしたかったのですが、うまくシート生地内側に補修布が入れられず、表側から一枚貼っただけとなりました。なお、ここまでに使用した補修布は採用しないとしていた緑色のパッケージのやつです。購入してきた補修布は一枚づつだったので、補強用はどうせ見えなくなるからこれでＯＫ。

　強度を考えて、表面は背もたれサイド部分の穴から座面サイドまでを一枚で一気にカバーしました。今回購入できた補修布はどちらも幅110mm x 長さ320mm。シートの補修部分を一枚でカバーする場合、320mmでぎりぎりでした（本当は大きめにカバーしたくて400mmくらい欲しかった）。
　作業完了後はこんな感じです。補修布の中間部分の曲げがきつかったため一部に切り込みをいれなくてはなりませんでしたが、まあ良しとしました。座面サイド部分に当てた補強用補修布の凹凸が少し表面に出てきてしまったのが少し残念。



　あと、今回補修するつもりはあまりなかったのですが、ついでなんでシートベルトを通す部分も補修布をあてました。こちらはほとんどはシートベルトが覆ってしまっているので「黒くなっていれさえいればあまり目立たないはず」ということで、やっつけ仕事のようになってます ^^;

補修後
　とりあえず見た感じは問題ないつもり（笑）
　今後の耐久性次第で成否が変わるので、今回の補修結果はしばらく様子を見てみたいと思います。

おまけ
　このページを作成している時に検索してみたら、バケットシートの補修にジャージ用のアイロン式補修布を使うのって定番だったようですね。

晴天時の見栄え（2007年5月30日　追記）
　夜間や屋内では補修布があまり目立ちませんでしたが、屋外の晴天時には違いがはっきり判る状態でした。ちょっと残念　^＾；

　 　
　　　一つ戻る　　　 Top Pageに戻る